2004年度防災フエア(磯子区支部担当)
横浜防災フエア!! 磯子区支部からの報告です。
横浜防災フェアに参加して
横浜市とラジオニッポン主催の、平成16年度「防災フェア」は8月21日22日、これまでの山下公園ではなく、赤レンガ倉庫
前のイベント広場で開催されました。
そして横浜市アマチュア無線非常通信協力会のブースを磯子支部が担当し、磯子支部の考え方や活動など磯子カラーで
行わせて頂きました。
すなわち、
@災害時の情報伝達の重要性を認識してもらうこと(情報がパニックから抜け出す時間を短くする。全ての行動は
何らかの情報によって始められる)。
A横浜市と協定を締結した横浜市アマチュア無線非常通信協力会の組織と存在を知ってもらうこと(市役所と各区
役所に災害時の情報伝達目的のアマチュア無線局が開設されている)。
B災害時情報の多くは地域内近場内情報であること(災害時の想定情報を列挙してみたところ、遠くへ伝達する情
報は少ない)
C特定小電力トランシーバの活用が有効であること(町内会自治会で持ち、普段から使い慣れていると良い)。
D消火、救命、炊き出し等と同じく近隣での助け合いと連係は、情報伝達においても例外でないこと(情報伝達は専
門家のやることの認識を変える)。
E区民による特定小電力トランシーバの活用と我々協力会員のアマチュア無線との連係で相乗効果が期待できる
こと(地域防災拠点からさらに末端間との情報伝達と、地域防災拠点から区役所その他遠距離との情報通信との連係)。
などをPRしました。
具体的には作成した大看板を用いての説明。
PRチラシの配布。パソコンによるナレーション付きPowerPoint画面で繰り返しエンドレスでの説明。
来場者の特定小電力トランシーバによる交信体験。
災害時に有効な通信機材の展示。その他にアマチュア無線の運用も行いました。
防災フェア主催者が準備してくれたブースのサイズは幅2間、奥行き1.5間のテントでしたが、会場は芝生ではなく石畳で
あり、灼熱地獄と想定しブース前に2間×2間のフライシートを張って日陰をつくり、キャンプ用の椅子テーブルを置いて
来場者が立ち寄り易くしました。
そして特定小電力トランシーバで交信体験をしてくれた人には、ボールペンやキャンディーを差し上げました。
磯子支部の7N4XIA(女性)の客引きとJA1LCW(中学生)の特定小電力トランシーバでの交信お相手がすばらしく、準
備したボールペン300本は、あと2時間を残して品切れとなってしまいました。
当日は高校野球の準決勝と決勝、そしてオリンピックの期間中でもあり、またハムフェアとも重なっていましたが、さすが
に観光スポットだけあって、そこそこの来場者がありました。
ただし横浜市以外の来訪者や外国人来訪者も多くありました。全体的に客足も途切れず休憩をとる間もない状態で、ま
ずまず成功裏に終わることが出来ました。
しかし、じっくり時間を掛けて説明することは難しく、短時間に理解してもらうテクニックは研究不足でした。
またお客様は多かったのですが用意していた協力会入会申請書は1枚も使うことはありませんでした。
防災フェア目当てより観光客が多いので、少なくとも配布したチラシに「読み終わったら、町内会自治会の会長さんや防
災担当者、またはご近所のアマチュア無線家などにお渡し下さい」と書いておけば良かったと反省しています。
最後になりましたが、当会の会長、副会長、役員の方々始め各支部からも多数応援来場して頂きましたことに感謝すると
共にお礼申し上げます。
JA1XLU 片山 晋
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